アナフラニール用法用量

リネゾリドやメチレンブルーなど他のMAOIとアナフラニールの併用

セロトニン症候群のリスクが高まるので、リネゾリドやメチレンブルーの静注で治療中の患者にアナフラニールを開始しないこと。 精神症状の治療がより緊急に必要な患者では、入院を含む他の介入を検討する必要があります(禁忌の項参照)。

すでにアナフラニール治療を受けている患者でも、リネゾリドまたはメチレンブルーの静脈内投与による緊急治療が必要なケースがあります。 リネゾリドまたはメチレンブルー静注療法の許容できる代替手段がなく、リネゾリドまたはメチレンブルー静注療法の潜在的利益が特定の患者におけるセロトニン症候群のリスクを上回ると判断される場合、アナフラニールを速やかに中止し、リネゾリドまたはメチレンブルー静注を行うことができるようにします。 セロトニン症候群の症状について、2週間またはリネゾリドもしくはメチレンブルーの最終投与から24時間後のいずれか早い時点まで、患者の状態を観察する必要があります。 アナフラニールの治療は、リネゾリドまたはメチレンブルーの最終投与から24時間後に再開できます(警告を参照)。

非静脈経路(経口錠剤または局所注射など)または1mg/kgよりはるかに低い静脈内投与量でメチレンブルーをアナフラニールで投与するリスクは明らかではありません。 しかしながら、臨床医は、そのような使用によるセロトニン症候群の緊急症状の可能性に注意すべきである(「警告」の項を参照)

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