枯れてしまった切り花の復活方法

枯れてしまったバラを復活させるには、これを防ぐことが大切で、それには切った後できるだけ長く花を咲かせることが必要です。

切ったバラの手入れ

バラは必ず切れ味の良い鋏で切らなければなりません。 切れ味が悪いと、バラの茎をつぶして傷つけてしまいます。 バラは昼間の早い時間に栄養を蓄える必要があるため、午後3時前に切るようにしましょう。 蕾が完全に開いてからでは、切るには遅すぎます。 蕾が開いている状態か、半開き程度が理想的です。 水に浸かっている間、バラに栄養を与えるために、少なくとも3枚の葉を茎に残しておく必要があります。 水位線より下にある茎の葉は、腐敗して水を汚染するので、すべて切り落とします。

切り花がしおれる原因

茎を切るときは、花の寿命を縮めることになるので、空気が入らないようにすることが大切です。 これを防ぐには、水面下で茎を切るのが一つの方法です。

バラをお湯につける

アレンジメントの前にバラを熱湯につけると、花を長持ちさせることができます。 また、しおれたバラを復活させるためにも、お湯は非常に有効です。 バラのしおれの原因はさまざまですが、ひとつは水の中のバクテリアです。 お湯には細菌を殺す作用があり、バラを生き返らせることができるのです。 これは、花瓶に生ける前に早く切りすぎた場合や、長い間水に浸さずに放置していた場合によく起こります。

切り花のしおれ

バラがしおれたときは、花瓶から取り出し、茎を1/8ほど切り落とします。 お湯の中に入れて1時間ほど放置した後、新しい水を入れた清潔な花瓶に生け直します。

他の花は元気なのに、1~2輪だけしおれることがあるようです。 このような場合は、茎の中にエアポケットができている可能性があります。

このエアロックを取り除くのは簡単です。 花瓶から落ちたバラやしおれたバラを取り出し、茎を切り直し、熱湯に1時間ほどつけてから花瓶に戻すだけです。 この簡単で効果的な方法で、あなたのバラは再びその美しさを取り戻し、頭を高く掲げることができます。

しおれたバラを復活させる方法は一つではありません

バラは切ってから数日でしおれるという悲しい事実があります。 しおれたバラは、その前に捨てられてしまうことが多いのです。 しおれたバラを蘇らせることができれば、その芳しい香りと美しい花を長く楽しむことができます。

お湯で治す方法は説明しましたが、しおれたバラを蘇らせる方法もあります。 水没したまま、バラを一本ずつ切り離し、茎に新しい切り込みを入れます。 このとき、茎に空気が入らないように、水中で行うことが大切です。 バラを1本ずつ取り出し、1本ずつ新聞紙で丸めます。 新聞紙が開かないようにしっかりと閉じます。 包んだバラをぬるま湯に戻し、数時間浸けておきます。

しおれたバラを氷水でよみがえらせることも可能です。 冷水を張った浴槽に、しおれたバラの茎だけを入れ、氷を入れます。 数時間冷水に浸けておくと、再びお部屋に花を咲かせることができます。

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