炭酸飲料が発泡性なのは、CO2が含まれているからで、瓶や缶を開けるとCO2が放出されることはご存知かと思います。 しかし、このプロセスがどのように行われるのか、また、なぜグラスが発泡性の持続時間に影響するのかについては、ご存知ないかもしれません。

America’s Test Kitchenのチームによるビデオで、Science of Good Cookingシリーズ（ちなみに、同名の本にも関連しています）の一部です。 ビデオの前半では、炭酸の仕組みと、炭酸水や自家製ソーダを作るときに、なぜ飲み物の温度が重要なのかを説明しています。 後半は、なぜグラスが炭酸の強さを左右するのかについてです。

簡単に説明すると、背の高い細いグラスは、ビデオのクープグラスのような口の広いグラスや、ビールやソーダ用の口の広いジョッキよりも、飲み物の発泡性を長く保つことができるのだそうです。 CO2を逃がすための表面積は確かに一つの要因ですが、核生成は別の要因です。背の高いグラスほど、グラス内部の表面積のおかげで、背の低いグラスよりも核生成点が多くなる可能性が高くなります。 さらに、溶岩とボールベアリングを使った実験も行っており、一見の価値があります。 詳しい解説は動画で、またYouTubeでもご覧いただけます。

サイエンス。 Bubbles in Beverages (Explaining Carbonation) | America’s Test Kitchen (YouTube)