お米の栄養価は、お米の種類、精米されているかどうか、精米されている場合はどの程度加工されているかなど、さまざまな要因によって決まります。
お米の栄養価は、お米の種類、精米されているかどうか、精米されている場合はどの程度加工されているか、また、どのように強化されているか、どのように調理されているかなど、さまざまな要因によって決まります。 玄米も赤米も収穫後、籾殻を取り除きますが、穀物の最も重要な部分である胚芽と糠(白米では取り除かれる)はそのまま残ります。 玄米の健康効果についてはこちらをご覧ください。
胚芽とぬかには、チアミン(ビタミンB1)、カルシウム、マグネシウム、カリウム、タンパク質、食物繊維など、さまざまな必須栄養素が含まれています。 しかし、赤米と玄米の違いは、「アントシアニン」と呼ばれる一群の抗酸化物質が含まれていることです。 このアントシアニンはお米に特徴的な赤い色をつけるだけでなく、玄米の10倍以上の強力な抗酸化作用を持っています。
赤玄米と玄米の健康効果
- 2型糖尿病の管理と予防に役立ちます。
- その抗酸化作用により、心血管疾患のリスクを低減させます。
- セロトニンの発達を維持し、赤血球がDNA細胞の生成を助けるのに必要なビタミンB6を含みます。
- どちらの品種もコレステロールを低下させる特性があります。 1970年、赤米が血中の総コレステロール値を下げる効果があることが、人体実験で報告されました。 赤米の有効成分はモナコリンKで、処方薬のコレステロール低下剤であるメバコールのロバスタチンと同じです。
- 繊維質が含まれているため、満腹感が得られ、過食防止になります。
- ぜんそくにも効果があります。
- どちらも食物繊維が豊富なので、正常なお通じ予防や便秘解消に役立ちます。
どのくらいが多いの?
Rinaさんによると、健康効果を得るには1日1~2人前で十分だそうです。 ただし、どちらの品種も食物繊維が豊富なので、食物繊維制限のある食事や、下痢など消化が悪いときには避けたほうがよいでしょう。 また、IBS(過敏性腸症候群)の方、腸の手術を受けている方、放射線治療などで消化管が刺激されたり、繊維が多く含まれているためにダメージを受けている方にもお勧めしません。 また、ご飯のカロリー計算については、こちらをご覧ください。
画像はイメージです。
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掲載:2017年01月23日(月)17時30分|更新:2017年02月03日(金)10:0003am
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