食物繊維は、植物に含まれる炭水化物の一種です。 しかし、他の炭水化物とは異なり、消化されずに体内を通過します。 つまり、食物繊維はカロリーをゼロにするもので、体重を管理しようとしている人には嬉しいことです。 食物繊維を多く摂取している女性は、摂取していない女性に比べて肥満になる確率が半分であるという研究結果もあります。 肥満は心臓病や脳卒中の危険因子です。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。
水溶性食物繊維
柔らかい繊維で、血中コレステロールの低下や血糖値のコントロールに役立つと言われています。 オートミールやオートブラン、乾燥豆、エンドウ豆、レンズ豆などの豆類、リンゴやイチゴ、柑橘類などペクチンを多く含む食品が最適です。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維(粗飼料)はかさばります。 満腹感を得やすく、腸の規則正しい動きを促進します。 小麦ふすま、全粒粉食品、野菜や果物の皮、葉、種などに含まれます。
繊維質の多い食品を食べるときは、水やスープなどの水分をたっぷりとって、消化器官の働きを良くするようにしましょう。 ドーナツ、クッキー、クラッカー、白パン、ロールパン、パスタなど、白い小麦粉を使ったほとんどの製品が精製されたものとみなされます。 そのため、例えば白いパンを一切れ食べても、胚芽付きの全粒粉100%のパンを一切れ食べたときほど空腹を満たすことはできません。
食物繊維の多いものを買う
買い物の際には、食品のラベルをよくチェックしましょう。 全粒粉100%、または全粒粉100%で胚芽が成分表の最初に記載されているものを探し、栄養成分表で食物繊維の含有量をチェックしましょう。 食物繊維が2グラム以上の製品は健康的な選択です
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