Clivia

植物名:Clivia miniata

通称:クリビア。

クリビアについて

南アフリカ原産のクリビアは、オーストラリアのほとんどの地域でよく育ち、冬の終わりから早春にかけて庭を明るくしてくれます。

クリビアはひも状の濃い緑の葉とその上に茎を立ててオレンジ色のラッパ状の花を咲かせます。 現在では、赤橙色、黄色、クリーム色の花を咲かせる品種や、オレンジ色に黄色の喉元を持つバイカラー品種もあります。

葉が12~14枚になると成熟したとみなされ、開花の準備に入ります。

クリビアを植えるのに適した場所

クリビアは、庭の光の少ない場所に植えるのが最適です。 日当たりの良い場所では、植物が白化し、ストレスを感じるようになります。 クリビアは霜から守る必要があるので、地域によっては冬の間、室内や温室に移動できるような鉢で育てます。

他の植物と同様に、クリビアは大量に植えると最もよく似合います。

また、コンテナでもよく育つので、パティオやバルコニーでのガーデンデザインにも利用できます。

手入れのポイント

クリビアは高温と乾燥を嫌いますが、適した場所に植えれば、手入れはとても簡単です。

春と夏にはよく水をやり、秋と冬には根腐れを防ぐために土を乾かします。

株を増やさないためには、終わった花の頭を取っておくことをお勧めします。

春には有機質肥料を与えます。鉢植えの場合は、高品質の液体肥料を代わりに使用します。 黄ばんだ葉や枯れた葉は害虫の住処になりやすいので取り除き、足元が濡れていると根腐れを起こすので水はけをよくします。

葉が茂ると、カタツムリやナメクジを誘引することがあります。

高温多湿の環境では、黒、灰色、黄色の縞模様のユリ毛虫が問題になることがあります。 大量に襲ってくるので、葉がむさぼり食べられているのに気づいたら、すぐに対処しましょう。

また、クリビアは、葉に小さな白い丸のようなものができるうどんこ病にも悩まされていることが判明しています。 この病気には、イエーツ・ザレトン・デュアルアクション・システム殺菌剤

を使用します。

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