Comparison of loop versus endileostomy for fecal diversion after restorative proctocolectomy forulcerative colitis

Background: 潰瘍性大腸炎に対して大腸切除術と回腸パウチ肛門吻合術を施行した患者を対象に、一時的なループイレウス瘻とエンドイレウス瘻の利点と合併症を比較することを目的とした研究である。

試験デザイン。 UCLA医療センターで4年間に潰瘍性大腸炎に対して回腸吻合術を伴う修復的直腸切除術を受けた全患者を対象にレトロスペクティブレビューを実施した。 38例にエンドイレオストミー(EI)、39例にループイレオストミー(LI)が使用された。 全例にJパウチを装着し、EIでは全例に手縫いの回腸肛門吻合、LIでは33例にダブルステープルの肛門吻合を行った。 EIの閉鎖は開腹で行い、LIの閉鎖は回盲部切開で行った。

結果。 平均手術時間はEI閉鎖が157分、LI閉鎖が103分であった。 EI閉鎖後の創感染率は5.3%,LI閉鎖後の創感染率は10.3%であった。 EIでは38例中2例が再手術を要したのに対し、LIでは39例中5例が再手術を要した。 EI閉鎖後の平均在院日数は6.7日、LI閉鎖後の平均在院日数は7.1日であった。 皮膚周囲炎はLIがEIの2倍以上発生し,より重篤で長期に及んだ. 在宅オストミー看護師のケアは、EI患者では平均2回、LI患者では平均5回の訪問が必要であった。 オストミー用品およびケアのコストは、EI患者に比べLI患者では2倍以上であった。 イレウス トミー造設後早期に身体的・社会的活動を再開するための患者満足度と能力は、EI患者の方がLI患者よりはるかに良好であった。

結論。 LI閉鎖はEI閉鎖に比べ手術時間が短いという利点があるが,LIのストマケアに伴う合併症やコスト,患者の不満が上回ることが多い. EIは修復的直腸切除術後の一時的回腸迂回術として、より頻繁に検討されるべきである。

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