Abstract
PIP: 南米における地域内移住者の主要目的地はここ数十年でアルゼンチン、ブラジル、ヴェネズエラとなり、北米では1965年から米国が魅力を高めてきている。 ラテンアメリカの地域内移民は不規則で定量化が困難であり、移民の流れに関する信頼できる統計は存在しない。 国勢調査のデータによると、アルゼンチンとブラジルへの移民のほとんどは1960年以前に発生し、ベネズエラへの移民のほとんどは1970年代に発生したことが示されている。 1960年から1980年にかけて、移民全体のレベルは低下しているにもかかわらず、他のラテンアメリカ諸国からの移民の割合は増加する傾向を示している。 1980年代の経済危機がラテンアメリカ諸国からの移民に与えた影響は、1990年代の国勢調査データが入手可能になれば、より明らかになるであろう。 出身国による選択性は、南米における地域内移住の重要な特徴である。 しかし、米国は過去30年間、ラテンアメリカからの移民の主要な目的地であった。 1965年から1991年の間に、米国は740万人以上のラテンアメリカおよびカリブ海諸国の出身者に居住資格を与え、彼らはこの間の移民の47%を占めた。 米国における中南米系移民の大部分はメキシコ人である。 1965年から1991年の間に移民として米国に入国した350万人のメキシコ人は、この期間の全移民の22%を占めた。