Respiratory disturbance index: an independent predictor of mortality in coronary artery disease

5年のフォローアップ期間に、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)を持つ連続した冠動脈疾患(CAD)患者と持たない患者で心血管系死亡率を前向きに検討した。 集中治療を必要とする患者(n=62、平均年齢67.6±10.4歳、範囲44~86)において、退院後4~21か月の安定した状態(NYHA機能分類I~II)において、一晩睡眠/換気検査が実施された。 呼吸障害指数(RDI)が10/h以上と定義されたOSAは19例に認められた(平均RDI 17.5 +/- 8.3)。 観察期間中に持続気道陽圧(CPAP)による治療が成功した3名のOSA対象者は最終解析から除外された。 高齢者数(年齢>/=65歳)、性別、肥満(体格指数>/=30 kg/m(2))、喫煙歴、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症の有無、研究開始時の心筋梗塞歴についてはOSA患者と非OSA患者の間に統計的に有意差はなかった(フィッシャー両側厳密検定)。 追跡期間中、OSA患者16人中6人(37.5%)に心血管死が発生したのに対し、非OSA群では4人(9.3%)だった(p=0.018)。 心血管死亡の単変量予測因子は、RDI(p=0.007)、OSA(p=0.014)、ベースラインの年齢(p=0.028)、ベースラインの高血圧(p=0.036)、禁煙歴(p=0.031)、フォローアップ期間におけるジゴキシン投与(p=0.013)であった。 Cox多重条件付き回帰モデルでは、RDIは引き続き心血管死亡の独立した予測因子であった(exp beta = 1.13、95%信頼区間 1.05〜1.21、両側p < 0.001)。 我々は、未治療のOSAは、CAD患者の心血管死亡率のリスク上昇と関連していると結論づけた。 さらに,CADの二次予防モデルを評価する際には,RDIを考慮することが適切であると思われる。

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