ペンギンを見て何を思い浮かべますか？ 雪、氷河、肌寒い天気？ それは、アフリカンペンギンのいつもの風景ではありませんね。 アフリカ最南端の海岸の砂浜に生息するこのユニークなペンギンは、温和な気候の中で生育しています。 ジョージア水族館では、10月13日（土）の「アフリカンペンギン啓発デー」に、アフリカンペンギンをお祝いするイベントを開催します。 ジョージア パシフィック コールドウォーター クエスト ギャラリーで、この鳥たちを観察し、この絶滅の危機に瀕した動物についてもっと学び、未来の世代のために保護するために私たちがどのように協力できるかを学んでください。

私たちは、この水族館で50以上のアフリカペンギンの世話をし、それぞれが独自の特徴をもっていることを誇りに思っています。 今年の初めに紹介した「水族館ラブストーリー」でも、あるペンギンのヒナ「バカリ」を覚えている方もいるかもしれません。 この若いオスペンギンは、2018年に孵化した2羽目のヒナで、腸が体外に生まれてしまい、困難な人生のスタートを切りました。 スワヒリ語でバカリとは「成功する者」という意味ですが、彼はまさにその通りになりました。 緊急手術を経て、バカリは力をつけ、生き生きとしたペンギンに成長しました。 昨年の巣立ちの季節に孵化した一番小さなヒナから、グループの中で一番大きな幼鳥になったのです。 トレーナーとの時間を楽しみ、シルバーサイドを食べ、人がいるときには求愛行動をすることもあります。 彼は私たちの心の中によちよちと入ってきました。彼の困難な人生のスタートを通して、私たちは水族館で学んだことを現場に持ち帰り、アフリカペンギンの種全体を助けることができるのです。 アフリカペンギンは、国際自然保護連合（IUCN）のレッドリストで悲しいことに絶滅危惧種に指定されており、水族館での取り組みは野生のペンギンを助けるために非常に重要です。

私たちは誇りを持って、南アフリカにある実地リハビリテーションセンター、沿岸鳥類の保全のための南アフリカ財団（SANCCOB）のパートナーとなっており、バカリなどの絶滅の危機にあるアフリカペンギンを含む南アフリカの海鳥たちを保全し保護しようと活動しています。 SANCCOBとの協力は、アフリカペンギンのケアに対する理解を深めるだけでなく、現在の保護問題に対する解決策を提供する上で非常に重要です。

アフリカペンギンについてもっと知りたい方は、動物ガイドをご覧になるか、ペンギン・エンカウンター・プログラムで間近でご覧になってください。

また、Facebook、Twitter、Instagramでは、アフリカペンギンの啓発デーに、より多くのペンギンの事実や写真をご覧いただけます。